なにか投資を始めたい、そんな投資初心者にとって気になるのがFXですよね。
とはいえ、なんとなくFXが投資の中でも主流なものだということは知っていても、じゃあどうやって始めてどれくらい儲かるのかなんてことは、きっとあまり知らないはずです。
そこでここでは、そんなFXについてその初歩を解説。
始め方というより、始める前に知っておくべきことをお伝えしますね。
投資は自己責任、まずはこれをしっかりと胸に刻もう
さて、FXだけではなくすべての投資においてですが、本当はこういうことを書くと投資の意欲をそいでしまいそうで触れたくはないのですが、それでも初心者の方にまず知っていてほしいことは。
投資は自己責任、リスクに対する備えはしておこう。です。
当たり前ですが、投資に絶対はありません。
特にFXは他の投資に比べてもリスクの少ないものでは決してありませんので、これだけはまず頭に置いておきましょう。
FXとは何か?
さて次にFXの基礎知識を見ていきましょう。
FXとは為替で行う投資です。
FXとは外国為替証拠金取引といって、外国の貨幣を買ったり売ったりすることで利益を出していくものです。
全体像としては、まずは『異なる二つの通貨の組み合わせ』=『通貨ペア』を設定し、その『交換比率』=『為替レート』をもとに通貨の取引を行います。
たとえば1ドルの値段が100円の時にドルを買います。
知っての通り通貨の価格というのは上下しますから、これが1ドル120円になった時に売ると20円の儲けが出るというわけです。
ざっくりとこれがFXのシステムです。
通貨の変動を予想して当てる
安い時に買って、高い時に売る。
通貨を使って上のような取引をするのがFXになりますが、当然その通貨の価格の上昇や下落は最初から分かっているものではありません。
FXとは、この通貨の価格の上下動を予測して、その予測をもとに儲けを出していこうというものなんですね。
つまり「ドルはいますごく安いからこれから高くなるはずだ」という予測の元にドルを買って、そして予想通り高くなれば儲かる。
さらに安くなってしまうと、損をする。
社会情勢や様々な要因をもとにこれらを予想して通貨の取引をする、これがFXです。
FXの流れ
FXの大まかな流れは次のようになります。
まず初めは口座の開設です。
FXを取り扱っている金融機関に、FXの資金やそれによる利益の受け取りを行うための口座を開設します。
次に入金です。
最初に作った口座にFX取引を行うための資金となるお金を入金します。
そして取引です。
通貨ペアや取引数、注文方法などを選んで自分に合ったペースで取引を行っていきましょう。
FXとレバレッジ
FXを行う上で必須のワード、それがレバレッジです。
小さな資金で大きな利益
レバレッジとは、てこの原理という言葉が語源の投資用語。
これは何かというと、手元の資金だけではなくそこに新しくお金を借りることによって、より大きな金額でFXを行うことができるというシステムです。
レバレッジは普通倍数で荒らされていて、例えば10倍のレバレッジなら資金の10倍のお金を運用できます。
つまり1万円の資金をそのまま運用した場合の利益が1000円だった場合、10倍のレバレッジをかければ1万円の利益を得ることができるわけです。
この少額で大きな利益が出せるのが、レバレッジの大きな魅力であり、投資初心者にはありがたいシステムです。
損失が出た場合は注意が必要
小さなお金で大きな利益が出せるレバレッジ。
しかし、当然ですが、レバレッジを使って取引をした場合に損失を出してしまうとその損失はレバレッジ分だけ大きくなります。たとえば、1万円の資金を運用して2000円の損が出た場合、10倍のレバレッジを使っていると損失は2万円で赤字になるんですね。
この点には注意が必要です。
FXの人気の理由
最後にFXが今なぜこんなに人気なのかを見ていきましょう。
いつでも利益が出せる
たとえば株取引の場合、景気が悪いとマイナスになる可能性が増えます。
しかしFXの場合は通貨取引ですから、ドル/円の場合、円の価値が下がりそうならドルを買い、ドルの価値が下がりそうなら円を売ればいいんですね。
つまり、景気が良くても悪くても利益を出すチャンスがあるのです。
スマホでいつでも簡単
まずFXは自分のライフスタイルに合わせていつでも取引ができます。
というのもFXは国際取引ですから世界のどこかの市場が開いていれば取引ができるものなんですね。
しかも、いまやスマホアプリで取引できる時代です。
いつでもどこでも、手軽にできるというのは投資初心者に対するFXの強みです。
少額で始められる
これは先ほど説明したレバレッジ。
レバレッジを利用すれば、小額から始めても大きな利益が出せるのですが、それだけではなく、取引に使う会社によって最低の取引単位(Lot)が違っているんですね。
最小のLotは1通貨から、つまりドルであれば120円くらいからできます。
投資初心者でも気軽に利用できます。
銘柄がすくない
株式取引ですと、その対象となる銘柄は日本に存在する株式会社の数だけ無数に存在します。
しかし、FXの対象は通貨です。
しかも、基本的の威は主要通貨だけですので、その対象はごくわずか。
投資の初心者にとっては、わかりやすさで群を抜く取引のカタチです。
FXに踏み出してみよう
投資は自己責任、当然リスクもあり損をする可能性はゼロではありません。
しかし、きちんとしたリスク管理をしていれば、それほど怖いものでもありません。
ですので、まずはFXにチャレンジしてみるといいでしょう。
細かい知識やノウハウは、やりながら覚えた方が圧倒的に覚えますしね。
最後までご購読ありがとうございました。
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